海外ロングステイを失敗しないために

いい季節を選ぶ

海外ロングステイは、日本のいやな時を避ける生活でもあるといえます。どういうことかというと、日本にはいたくない季節を避けることができるのである。具体的に表現すれば、避暑、避寒、そして避梅雨や避花粉などが可能です。

 

日本の夏ほど、蒸し暑い季節はそうはありません。オーストラリアのブリスベンは亜熱帯に属するので非常に暑いと思われがちだが、一番暑い1月でも月別平均最高気温は29度、最低気温のほうは21度。真夏日と熱帯夜の連続する日本の夏とは比べ物にならないほどすごしやすいです。よってエアコンなどない家のほうが多いくらいです。

 

これはニュージーランドやカナダ、スコットランドでも同様です。また日本は、冬もかなり厳しくなります。亜熱帯のブリスベンなら冬らいい冬はなく、一番寒い7月の月別平均最低気温も10度です。最高気温のほうは21度まで上がります。日本で言えば4月上旬くらいの陽気となります。

 

花粉症の人には避花粉は魅力的であると思います。海外ロングステイ常連派で意外と多いのが、このタイプの人たちです。スギをはじめとして強力な花粉の飛び散る2月後半から4月いっぱいの日本を避けるのが目的です。

 

こうした日本のつらい気候を避けることができるのが海外ロングステイだが、滞在先の気候を考えるのもお忘れなく。梅雨を避けたつもりが雨季に突入しては悲劇となります。

 

日本にいたくない季節はいつかと滞在先でいい季節はいつかをうまく組み合わせれば、理想的な海外ロングステイが実現できるだろう。